【水出しコーヒーに適した豆の種類】

水出しコーヒーは、美味しいアイスコーヒーとして飲むことができ、水出しコーヒーを作って冷蔵庫に常備しておき、いつでも飲める状態にしたいものです。
美味しい水出しコーヒーを作るには豆の選び方も大切です。
水出しコーヒーに使用する豆は、アイスコーヒー用を使用します。通常のコーヒーと比較すると豆の種類と豆の焙煎の深さに違いがあります。
通常のコーヒーに使用する豆を水出しコーヒーに使用すると酸味が強く出過ぎる傾向があり美味しく飲めないことがあります。
水出しコーヒーを作るにはコクと苦みが強い豆を使用します。シティーロースト以上の深さで煎ったタイプで、豆の色はとても濃い色や黒に近い色です。
近くにコーヒー専門店などがある場合は、気軽に相談することで水出しコーヒー用の豆を教えてもらうことができます。

豆を選んだら、挽き方も重要なポイントです。
抽出する時間が4〜6時間と短い場合は、中挽きからやや細挽きのものを選びます。抽出する時間が8時間以上で水に入れておく時間が長い場合は、中挽きからやや粗挽きが良い選択です。
また、水の温度もコーヒーの濃さに影響します。常温で抽出して冷蔵庫に入れる場合と、水出しポットに粉と水を入れて冷蔵庫で抽出する場合は、冷たい水が薄くでき上がる傾向があります。
冷蔵庫に入れて抽出すると手間もかからないため、冷たい水で作ることもありますが、この場合は、豆の焙煎をより深いタイプを使用するか、時間を長くする、粉の分量を多くするなどで対応することで解決します。また、お湯で抽出しないため、水の美味しさがそのままコーヒーの美味しさにつながるため、水は軟水を使用するとより美味しく作ることができます。

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