【ピーベリーという豆の特徴について】

今ではコーヒーブレークが当たり前になった日本ですが、コーヒーと一口に言っても様々な種類が存在しています。コーヒー豆の焙煎・抽出方法で味が変わるほか、使用する豆によって異なる特徴を楽しむことができます。そんなコーヒー豆でピーベリーと呼ばれる貴重で高価なものがあります。

コーヒー豆はコーヒーの木の種子で、通常ひとつの実の中に平らな面を向かい合わせにした2つの種が入っています。これが私たちが知っている焙煎前のコーヒー豆です。しかし、稀に実の中の種が1つだけしか入ってない特徴的なものがあります。それはピーベリーと呼ばれ、私たちの知るコーヒー豆より小粒で丸い形状になっているのも特徴です。また、ピーベリーは枝の先端にしかできない新芽のことを指すため、ピーベリーという品種や木は存在していません。

そんなピーベリーは1本のコーヒーの木からわずか約3〜5%しか取れない貴重な存在のため、その値段は高価なものになっています。しかしそれ以外にピーベリーが高価な理由があります。ピーベリーは一般的なコーヒー豆より小粒のため、焙煎方法が均一に短時間に出来るのも特徴のひとつとして挙げられます。そのため、一般的なコーヒー豆より香りやコクがあると言われており、ピーベリーだけ集めて高値で取引される等のコーヒー好きな人にはたまらない嗜好品と言えます。
普段コーヒー豆の種類でコーヒーを楽しんでいる人にも是非この特徴の違いを知ってもらいたいです。

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