【美味しい水出しコーヒーにするための最適な挽き具合】

自宅でコーヒーを入れる方々にとっては、夏場は特に水出しコーヒーを楽しんでおられるのではないでしょうか。水出しコーヒーは作るのには時間がかかりますが、一回抽出してしまえば酸化しにくいため、一回作れば冷蔵庫で2〜3日は保存できます。冬場でも、水出しコーヒーを作っておけば、飲む時に電子レンジで温めれば雑味の少ないコーヒーを楽しむことができます。ペーパードリップやサイフォン、プレスなどもそれぞれの楽しみがありますが、水出しコーヒーも慣れてくれば、ぽたぽたとゆっくりドリップされていくのを見るのが楽しみになります。

 さてでは、どの程度豆を挽けば最適なコーヒーができるでしょうか。豆の挽き具合を決めるのには、実は豆の焙煎具合と飲み手の好みが大きく関係しています。豆の焙煎が浅ければ若干酸味が強く、深煎りすれば苦味とコクが出ます。そして豆の挽き具合が荒ければあっさり目の味に、細かめに挽けば味がしっかり抽出されます。一番のおすすめは、コーヒー豆を買うときに、「水出しコーヒーにするのですが、挽き具合はどうしたらいいですか」と豆屋さんに相談してみることです。豆屋さんに焙煎もしてくれている場合は尚の事、どういった味が好みかを聞いてくれた上で、挽き具合を調整してくれるでしょう。豆屋さんでは挽かず、家のミルで挽く場合、ミルの説明書を読んでみると大体水出しコーヒーはこの目盛の挽き具合で、といった案内が書いてあります。その案内通りで最初は挽いてみて、あとは飲みながら自分ごのみの挽き具合を調整していくとよいでしょう。
豆の挽き具合や使う水などこだわりポイントはいくつかあります。ぜひ調整しながら、水出しコーヒーライフを楽しんでください。
 

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